楽譜のガン見はやめましょう |
楽譜の暗譜(あんぷ)とは、楽譜を暗記して演奏すること。ステージに立つ機会が多い人にはぜひ実践してほしいことの一つです。楽譜を見ないようにすれば視線を観衆に向けることができるので、お客さんのリアクションを掴みやすいし、演奏にも余裕が生まれます。楽譜から目を離さないことに必死だと、表情もこわばって暗い印象をお客さんに与えてしまいます。 暗譜の練習方法としては、やはり普段から楽譜を離して練習することにつきます。80%くらい見ないで弾けるようになったら、もう楽譜は離してください。カバー曲なら原曲と合わせて弾くことも重要です。途中でわからなくなっても、演奏を止めないでください。そして楽譜も見直さないでください。一番で忘れてても、2番の同じパートで思い出す時もあります。そうやって楽譜を極力見ないようにする訓練が必要です。 一度覚えた曲でも、長く弾かなかったらやはり忘れます。そのためにも時間がない時でも念のため一番だけ通して弾くという練習方法も有効だと思います。1番が弾けるなら2番も後半のサビの繰り返しも弾けるので、曲のほとんどを網羅したのと同じです。 |
<<前のページ 次のページ>> |