タッチに気が向くようになったら一人前です |
小さい音での練習は、それだけだとこじんまりとしたものですが、意味を持って取り組むことで経験値は変わります。 アコースティックギターは生楽器なので、タッチ(弦との接し方)によって大きく音色が変わってきます。タッチを思い通りにコントロールするためにあえて小さい音で弾いてみるのが有効だと僕は思います。 小さい音で練習する時、必ずピックを使ってください。ピックを使うのにあえて小さい音を出すというのは、やってみると分かりますが結構難しいです。力を抜く、タッチを優しくする。両方できていないと音を小さくできません。 スマホやiPod、ウォークマンなどの音の出る音楽プレーヤーを使って半分の音量で曲を流し、その音がギターに消されない程度の小ささで練習してみてください。3分の1くらいまで落とせたなら最高です。 音が小さいことも大切ですが、全ての弦を均等に鳴らすことも非常に重要です。これは弱く弾く時に限らず、常に心がけてほしいポイント。ピックが全ての弦に均等に当たる、全ての弦に同じくらいの力をかけることを意識して弾いてください。非常に難しいですが、小さい音での練習はタッチを鍛えるすごくいい方法だと思います。 |
<<前のページ 次のページ>> |