歌いたい曲と歌える曲は違います |
ギターの弾き語りをする上で、自分の声の音域を知っておくと便利です。歌いたい曲があっても、自分の声の音域があってないと人前での演奏には使えません。無理に自分の声とあっていない曲を演奏してもなかなか悲惨なものになるでしょう。 動画の中でやっている僕の声の音域は、D2〜D4までです。「D2」というのはピアノでいうと下の方から数えて2オクターブ目のD(レ)ということです。 でも歌で実際に使えるのはそのうち1オクターブから1オクターブ半くらいの音域です。これはだいたい誰でも同じです(1オクターブ内でメロディーが動く歌なら誰でも歌える)。人によってその位置(音域)が違うだけで、出せる声の幅は同じくらいです。人によって鍵盤の上の方で声を出す人もいれば、下の方で声を出す人もいます。どちらの人も、歌に使える音の幅はだいたい1オクターブくらいということです。 結論として、声の高いor低いは絶対音感で調べることが重要です。ピアノでどの鍵盤からどの鍵盤までの音が出るのかを調べてください。 その上で自分の歌いたい曲の音域を調べましょう。一番高い音がどこにあるのかを調べて、その音が自分の声の最高音より下なら、その曲は歌えます。自分の声の最高音より歌の方が高い場合は歌えません。諦めて違う曲を探すか、曲のキーを下げて歌いましょう。 一人で適当に歌う、カラオケで楽しく歌うくらいならわざわざそこまで調べる必要もないですが、ライブに出る人ならそういうことも頭に入れての選曲が必要になってきます。歌いたい曲と歌える曲は別物です。 |
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