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弦が死んでるってどういうこと?

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弦が使えなくなることともちょっと違う

「弦が死んでる」という表現は、「新品のような音の煌びやかさがなくなった」ということ。弦が全く使えない、というのともちょっとニュアンスが違います。その意味で言う場合もあるでしょうけど、たいていは「音がくたびれてきた」、「なんかこもった音になってる」時に使います。

弦交換したての新品時の弦の音がギター本来の音です。そこから時間が経過すると高音から音がなくなっていきます。鋭さがなくなるというか、煌びやかさ、音のフレッシュさが失われる感じ。高音の鋭さがなくなってくると「なんか元気のない音だなぁ」と感じるので、それを「死んでいる」と表現するんだと思います。

弦の音は人によっては「むしろ使い込んだ音の方が好き」と言う人もいます。そういう人は元が古くなってきても「弦が死んでいる」とは言わないかもしれません。ある程度は主観的な表現であることは頭のどこかにとどめておいてください。

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