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合板ギターと単板ギターの見分け方

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アコースティックギターの目利きができるようになりましょう

ギターに使われる木材が単板か合板か?アコースティックギターを持っている人なら誰しも興味のあるところでしょう。今はネット上に情報があふれているので、調べればギターのスペックは出てくることが多いですが、見ただけでそのギターのスペックがわかるようになると便利?です。

単板ギターの場合

上の写真は単板のギターです。表面から見える木目の筋が、板の下まで通っています。このようにトップ板のサウンドホールのヘリ(正確には小径・こみちといいます)を見てください。

サイドバックの木目の見方は難しいので、ある程度の参考までにしかなりません。新品時の値段が20万円を超えるようならサイドバックもほとんど単板です。ソモギギターなどサイドをあえて合板(カッコよくレイヤー加工という)にしているものもありますが、高いギター=オール単板と思っていて差し支えないでしょう。

高級なギターは単板であることが多いですが、その分環境にはシビアになることが多いです。つまり湿度の変化に敏感だったり経年劣化が進むことがあるということ。単板ギターを手にしたなら保管には気をつかった方がいいでしょう。

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